本研究では、社会の「周縁」とされてきた地域に注目し、そこに生きる人々がどのような経験を重ね、どのような文化や地域のつながりを育んできたのかを、文学や映画作品を通して考えます。具体的には、青森と寺山修司をめぐる文学作品と、大阪のマイノリティをテーマとする文学と映画作品を取り上げます。一見すると異なる地域や作品を結びつけながら、それぞれの場所に受け継がれてきた歴史や記憶、人々の暮らし、地域に根づく文化に目を向けます。文学や映画を手がかりに、これまで見えにくかった地域や人々の姿を知り、「周縁」と呼ばれる場所が、単に社会の中心から離れた場所ではなく、新しい文化や人とのつながりを生み出す豊かな場でもあることを考えていきます。さらに、東北出身労働者の大阪への移動に着目し、新聞記事をテキストマイニングで分析するとともに、地域間の移動と関係性を可視化する。
進行中
文学作品および映画作品における「周縁」の表象と意義
研究概要
研究メンバー
魏 然(ウェイ・ラン)
研究代表者
東北大学 統合日本学センター 助教
専門分野:大阪文学
仁平 政人
研究分担者
東北大学 統合日本学センター
大学院文学研究科 教授
専門分野:日本文学
その他参画者
・Edwin MICHIELSEN
(香港大学 助教)
・Michael CRONIN
(ウィリアム・アンド・メアリー大学 准教授)
・向 偉
(清華大学 准教授)
研究概要(スライド)
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