■ 研究目的
1960年代から東北大学に蓄積された貴重な方言音声・調査票・フィールドノート等の資料群を一体的にデジタル化・整理し、長期保存と学術利用を可能にする研究基盤を構築する。
■ 主な取り組み
- 資料のデジタル統合:経年劣化の危険が高い1960年代の音声資料を優先して電子化し、対応する調査票やノートと相互に関連付ける。
- 国際標準の導入:言語ドキュメンテーションの専門家と連携し、転写・注釈・メタデータの国際規格を整備する。
- AI活用の高度化:AIによる形態素解析や言語注釈付与を取り入れ、効率的かつ高度な資料分析を推進する。
- 学際的共同研究:記述言語学、方言学、社会言語学、日本語史を横断した総合研究を展開する。
■ 期待される成果
- 東北6県を代表する6方言の文法スケッチ等をまとめた英文論文集の刊行(オープンアクセス)。
- 方言資料の継承とデジタル・ヒューマニティーズ(DH)の発展に貢献する持続可能な研究基盤の確立。