国内外の研究者が連携し、
新たな人文社会科学を創造します。
統合日本学センター長 安達 宏昭 教授
世界最大規模の分野横断型「日本学」の研究拠点として、国内外のトップクラスの研究者を東北大学に集結し、人文社会科学の発展および交流における中核的な役割を担います。
そのために、「支倉リーグ」「日本学国際共同大学院」といった世界にまたがる日本学ネットワークとの連携強化、および「東北大学総合知デジタルアーカイブ」との連動による学術資源の公開・活用を通して、革新的かつ世界に開かれた「統合日本学」を確立します。
合わせて、日本学研究とその社会的インパクトに対する適切なモニタリングの実現を図るための学術評価の指標設計に取り組み、人文社会科学の知を理解する共通基盤の構築に貢献します。
以上のことを通じて、これまで日本が培ってきた価値創造・課題解決の知見を国際的に共有・発信し、人類の豊かな未来の創造に資することを目指します。
日本学において、緻密な実証性を重視する研究手法と、理論や概念的把握の独創性を重視する研究手法との統合を図り、日本学を深化させます。
大規模デジタルアーカイブによるデータ駆動型研究と日本学との統合を進めます。このことにより日本学研究にイノベーションを起こします。
統合日本学センターのロゴマークは、CIJS (Center for Integrated Japanese Studies)の略称を基に、日本文化を象徴する折り紙をモチーフにデザインされました。立体的に組むことで、日本学の研究活動を革新的に進める躍動感を表現しました。バランス良く配色した4色は、実証性と独創性を重視する研究の統合、そして日本学とデータ駆動型研究の統合を象徴し、CIJSの使命を視覚的に表現しています。