東北大学所蔵史料文化財指定記念展覧会を開催しました
2025.10.14
東北大学統合日本学センター(CIJS)では、文学研究科日本史研究室、附属図書館とともに東北大学所蔵史料文化財指定記念展覧会「狩野文庫本『類聚三代格』と日本史研究室所蔵「朴沢文書」-古代中世史料の活用と古文書英訳の試み―」を開催しました(2025年9月29日~10月5日、附属図書館本館1階多目的室)。
CIJSでは、主として「朴沢文書」の展示を担当しました。仙台市域にかかわる中世文書を一堂に展示したこともさることながら、古文書本文と解説すべてに英訳を施したことが特筆されます。訳文は文学研究科での授業における学生の報告を基に、CIJSのジョン・ダミコ助教が監修したものです。
入場者数は1週間で174名となりました。日本人学生はもとより、留学生、一般市民の方にも来場いただきました。また、最後の2日間は、東北史学会大会と重なり、プロの研究者多数にもご覧いただくことができました。
今日、日本学に関わる資料の翻訳・発信が強く求められています。その第一歩として大きな意味を持ったと考えます。
なお、本展示は2025年度CIJS共同研究プロジェクト「日本中世文書の英訳とデジタル・フィジカル発信」の一環として行われました。このプロジェクトには大学院生も参加しており、学習会・巡見を行い、展示準備にもあたりました。
▼展示風景

