日本古代史料、中世古文書(全点英訳付き)の展覧会を開催します
2025.09.10
この度、東北大学統合日本学センターは 下記の日程で「東北大学所蔵史料文化財指定記念展覧会 狩野文庫本『類聚三代格』と日本史研究室所蔵「朴沢文書」―古代中世史料の活用と古文書英訳の試み―」を開催いたします。
本展示会は、統合日本学センターの共同研究プロジェクト「日本中世文書の英訳とデジタル・フィジカル発信」(研究代表者:柳原敏昭 文学研究科教授、研究分担者:ダミコ・ジョン 統合日本学センター助教)の一環として行われるものです。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
期間 |
2025年9月29日(月)~10月5日(日)
10時~16時
※入場無料
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場所 |
東北大学附属図書館 本館1階多目的室(入口を入って左つきあたり)
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開催趣旨 |
附属図書館狩野文庫の「類聚三代格」が昨2024年、宮城県指定文化財に認定されました。また本年、文学研究科日本史研究室の「朴沢文書」が仙台市指定文化財となりました。
「類聚三代格」は、日本古代史の重要な法制史料です。狩野文庫本の「発見」は抄本でありながら、他の写本では、失われてしまった個所を補うことができるため、大いに注目されてきました。一方、「朴沢文書」は中世の仙台地域を知る上で欠かせない史料です。この展示は、二つの史料に高い歴史的・文化財的価値が認められたことを記念して開かれるものです。
「朴沢文書」については、文学研究科での授業の成果をもとに英訳を試みています。「類聚三代格」展示解説の一部も英訳されます。留学生の皆さんもぜひ足をお運びください。
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主催 |
東北大学大学院文学研究科日本史研究室
東北大学統合日本学センター
東北大学附属図書館
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後援 |
東北史学会
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問い合わせ先 |
東北大学大学院文学研究科日本史研究室
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参考 |
・宮城県ウェブサイト
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