News & Topics 文学研究科日本史研究室所蔵の「朴沢文書」が仙台市指定有形文化財に指定されました

文学研究科日本史研究室所蔵の「朴沢文書」が仙台市指定有形文化財に指定されました

2025.08.29
 本学文学研究科日本史研究室所蔵の「朴沢文書」が2025年8月19日(火)に仙台市指定有形文化財に指定されました。
 「朴沢文書」は、仙台市の朴沢家に伝来した中世~近世の古文書群です。中世の仙台市域の様相を知ることのできる古文書は少なく、鎌倉・南北朝時代における仙台市の歴史が記録された貴重な文化財であると評価されました。
 
 これを記念し、2025年9月29日(月)~10月5日(日)に、文学研究科日本史研究室・附属図書館・統合日本学センター(CIJS)主催で展示会「東北大学所蔵史料文化財指定記念展覧会 狩野文庫本『類聚三代格』と日本史研究室所蔵「朴沢文書」―古代中世史料の活用と古文書英訳の試み―」を開催します。
  この展覧会は、本年度のCIJS共同研究プロジェクト「日本中世文書の英訳とデジタル・フィジカル発信」(研究代表者:柳原敏昭文学研究科教授)の一環として行われるものであり、統合日本学センターCIJSのジョン・ダミコ助教の監修による英訳も披露します。
 なお、展覧会の詳細は、後日公開予定のイベントページにてご案内いたします。

(参考)仙台市ウェブサイト 
https://www.city.sendai.jp/bunkazai-kanri/hoozawamonzyo.html