News & Topics ニアディッヒ・セバスチャン助教の「DharmaMitra」プロジェクトが2026 Aming Tu Prizeを受賞しました

ニアディッヒ・セバスチャン助教の「DharmaMitra」プロジェクトが2026 Aming Tu Prizeを受賞しました

2026.08.26

当センターのニアディッヒ・セバスチャン助教(デジタルアーカイブ・研究ユニット)が代表を務める研究プロジェクト「DharmaMitra」が、台湾の法鼓文理学院(Dharma Drum Institute of Liberal Arts)が主催するAming Tu Prizeを受賞いたしました。

本賞は、デジタル仏教学の先駆者である杜正民(Aming Tu)教授の功績を記念して設立された国際的な賞であり、仏教研究のための持続可能なリソース、新たな手法、および研究環境の構築に顕著な貢献を果たしたプロジェクトや研究者に授与されるものです。

法鼓文理学院は仏教文献の大規模データベース構築において主導的役割を果たしてきた研究機関で、東アジアにおける仏教研究およびデジタル・ヒューマニティーズ分野の世界的拠点として知られています。

▼法鼓文理学院 公式ページ
https://amingtuprize.dila.edu.tw/#current-laureate

今回の受賞では、仏教文献の一次資料を取り扱う上で、高い精度と信頼性を持つAI活用環境を構築したとして、デジタル仏教学(Digital Buddhology)分野の発展と学術基盤の整備に大きく貢献した点が高く評価されました。なお、受賞に伴ってニアディッヒ助教は「2026年 Aming Tu Prize 記念講演」のため台湾に招待される予定です。

 
■ DharmaMitraプロジェクトについて

DharmaMitraは、Tsadra Foundation、東北大学統合日本学センター(CIJS)、およびカリフォルニア大学バークレー校Berkeley AI Research Lab(BAIR)の共同プロジェクトです。サンスクリット語、チベット語、パーリ語、漢訳仏典など様々な古代アジア言語で記された仏教文献の研究を加速させるため、最先端の機械翻訳やOCR技術、情報検索機能などを搭載したメタプラットフォームとして整備されており、専門知識を要する古典仏教テキストの解読や比較研究を効率化するツールとして、各国の研究者に利用されています。
詳細:https://dharmamitra.github.io/dharmamitra-guides/