想田和弘監督作品『五香宮の猫』上映会・トークセッションを開催します
本作は、台本やナレーションを使わずに対象を深く見つめる「観察映画」の手法により、瀬戸内海の港町・牛窓(うしまど)の小さな神社に暮らす野良猫たちと、それを取り巻く住民の日常、そして地域共同体が直面する課題を捉えた、想田和弘監督の最新作となります。
当日は、映画館と同等の映像・音響環境(DCP)での上映に加え、想田監督、プロデューサーの柏木規与子氏、そして映画研究で知られる京都大学のミツヨ・ワダ・マルシアーノ教授をお迎えし、トークセッションと質疑応答を予定しています。統合日本学センターの魏然(ラン・ウェイ)助教の司会のもと、映像作品における「地域性」の描かれ方や、コミュニティと土地の関わり方、そして東北地方がまさに直面している動物と人間の共生について、来場者の皆様とも意見を交わしながら考えます。
学内のみならず、地域の皆様、ドキュメンタリー映画や地域社会の課題に関心のある方など、どなたでもご参加いただけます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【開催概要】
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日時: 2026年8月6日(木) 16:00〜19:30 (開場 15:30)
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会場: せんだいメディアテーク 7F スタジオシアター (宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
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料金: 入場無料(定員150名程度・事前申込優先)
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言語: 本編:日本語音声・英語字幕(Film with English subtitles)/トークセッション:日本語
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プログラム:
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映画『五香宮の猫』上映(119分)
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トークセッション&質疑応答
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主催: 東北大学統合日本学センター
【各種リンク】
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お申し込み: 参加登録フォーム
※先着順となります。上記リンクまたはチラシ内QRコードからお申し込みください。空席がある場合は当日参加も可能ですが、予約者優先となります。 -
チラシ: 上映会チラシPDF
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上映作品: 映画『五香宮の猫』公式サイト
【登壇者プロフィール】

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想田 和弘(そうだ・かずひろ)氏 / 映画監督
栃木県足利市出身。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。事前のリサーチや台本、ナレーションやBGMを排した「観察映画」のスタイルで知られる。2008年に『選挙』が米ピーボディ賞を、『精神』が釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を、『Peace』が香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を、『精神0』がベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞、ナント三大陸映画祭でグランプリを受賞。 -
柏木 規与子(かしわぎ・きよこ)氏 / プロデューサー
岡山県岡山市出身。想田和弘監督作品のうち10本を製作。本業は太極拳師範、ダンサー・振付家。世界的な伝統楊式太極拳マスターに師事し、ニューヨーク市立大学演劇学科等でも太極拳を教えた。2021年、27年間住んだニューヨークを離れ、想田氏とともに帰国。母の故郷であり本作の舞台にもなっている岡山県瀬戸内市牛窓に移り住み、太極拳道場「樂心舎」を開設。
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ミツヨ・ワダ・マルシアーノ 氏 / 京都大学教育改革戦略本部 教授
早稲田大学文学部卒業後、ニューヨーク大学大学院シネマ・スタディーズで修士号、アイオワ大学大学院シネマ・比較文学で博士号を取得。専門は日本および東アジアの映画。ドキュメンタリー映画の分析やアーカイブ学のほか、クィアや高齢者など社会の「周縁部」をテーマにした作品の研究に取り組む。近著に『NO NUKES ー〈ポスト3・11〉映画の力・アートの力ー』(2021)、『映画アーカイブ・スタディーズ』(2025)など。

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[司会] 魏 然(ウェイ・ラン) / 東北大学統合日本学センター 助教
中国、安徽省出身。米国セントルイス・ワシントン大学にて博士号取得後、東北大学統合日本学センター助教に着任。専門は近現代日本文学、映画・メディア研究。大阪市を舞台とした作品におけるマイノリティ居住地区の表象と、都市空間および地域性との関係について考察している。ドキュメンタリー映画に携わった経験も持つ。
【お問合せ】
東北大学統合日本学センター
E-mail: cijs-ura@grp.tohoku.ac.jp